鎌倉府と相模武士(2014 Facebook記事を修正)

鎌倉府と相模武士〈下巻〉
湯山学 (著)
戎光祥出版 (2014/8/11) 2600円(税抜)

 著者の湯山学は、相模国(神奈川県)を中心とした地域の中世史を研究しています。本書でも鎌倉とその周辺が中心ですが、下巻で足利成氏が登場してからは、成氏自身と古河公方を取り巻く武士たちについて、かなりの紙数を割いて解説しています。中世のある時期、古河と鎌倉の歴史が重なり合っていたことを知るために良い本だと思いました。

前のページに戻る