江戸時代の古河と足利のつながり②(2015 Facebook記事を修正)

 日本の最も古い学校である足利学校は、平成27年に日本遺産に認定されました。その足利学校を1668年再興し、孔子廟を建てさせたのは土井利房です。利房は古河藩主で江戸幕府大老であった、土井利勝の四男として生まれます。利勝の死去にともない、古河藩領であった足利1万石を分知されました。その後、利房は暫時加増されて領地は4万石となり、老中にまで上り詰めます。晩年には越前大野に移封されました。

 なお、土井利房つながりで古河市と大野市は姉妹都市になっていますが、残念ながら古河市と足利市は、姉妹都市条例締結をしていません。ちょっと不思議です。

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