(2015 Facebook記事を修正)
龍渓山 大雄院 永井寺は、戦国武将である永井直勝を供養するために、子の尚政によって建立されました。
永井直勝とは
①松平信康、家康に仕えた。
②家康とともに伊賀越をした。
③小牧長久手で池田恒興を討ち取った。
④関ヶ原、大阪冬夏の陣で功を挙げた。
⑤子孫に永井荷風、三島由紀夫等がいる。
小牧長久手の戦いで討ち取った池田恒興は織田方の重臣で、後に秀吉の配下に入ります。信長亡き織田家の跡目を決めるための、清州会議に参加したほどの重臣です。恒興を討ち取った際に、直勝は指を噛み千切られたそうで、後に描かれた直勝の肖像画も指が欠けています。
永井寺は、上記肖像画の他に、直勝の墳墓、宝篋印塔、老中永井尚政等の供養塔、林羅山の顕彰碑、小山霞外の墓所などが残されています。
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