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かつて古河公方が拠り東都と謳われた古都・古河。
この歴史あふれる古河をもっともっと楽しんじゃおう!!という団体です。

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古河史楽会
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古河城本丸の二等三角点、位置判明!

投稿2015/10/17


二等三角点は地図を作成する際に必要となる座標点で一等から四等三角点までで日本全土を網羅することができます。

基本的には10㌔先からでも視認できるように丘の上など高い場所に設置されるようです。


古河城本丸には100年前二等三角点がありました。

明治33年の設置で標高は23.9m。

これが唯一残る古河城跡に関係する国の公文書です。


では、正確にどこにあったのか、それの研究はなされていませんでした。

その理由には、この公文書は国土地理院が管理している上、緯度経度の測地体系の変遷が多く、いちいち計算するのが大変という事があげられるかもしれません。


今回、古河史楽会の地図マニア兼地図専門指導者が一つ一つ計算を試み、正確な座標を計算することができました。


結論からいうとその座標が指し示す場所は、古河城弓櫓の櫓台です。

明治33年当時、弓櫓が城内で一番標高が高かった可能性がある上に、また測量用の大規模な櫓を組めるスペースがあったことになります。


古河城の姿も少しずつですが解明に向かっています\(^o^)/

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