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かつて古河公方が拠り東都と謳われた古都・古河。
この歴史あふれる古河をもっともっと楽しんじゃおう!!という団体です。

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古河史楽会
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古河の水害と古河城消滅

投稿2016/9/2


台風シーズンが来ると平成27年9月関東・東北豪雨による水害の記憶を甦らせる人も多いかと思います。
利根川水系の流域は水害のメッカで過去にもたびたび被害が発生しています。
特に明治43年の台風による集中豪雨では、新久田付近や立崎付近など渡良瀬川・利根川の各所で堤防が決壊し、旧古河市街(当時は町)でも大きな冠水被害がでました。(写真A)
この大水害を契機に渡良瀬川堤防の改修工事が始まり、古河城が消滅するきっかけにもなったのでした。
ここは大手町・錦町・中央町の境界付近(写真B)で、中央に見えるのは古河歴史博物館入口の交差点です。
この辺りの標高は15から16mくらいで、最大5メートルも浸水する可能性があります。こういった低い所に住んでおられるかたは、危険を再認識して水害に備えて頂きたいです。

写真Aは水害状況記録として重要ですが、古河城の観音寺曲輪の北側土塁が写っていることでも貴重です。(写真C) 写真右側の台地上に城下町があり、城のほうが低い位置になるので、その弱点を補うため高い土塁が築かれていました。 冠水のため濠の状況は判らないですが、住宅が無いことから、この時期には残存していたと推定できます。