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かつて古河公方が拠り東都と謳われた古都・古河。
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古河史楽会
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柏戸の蕃山堤 

投稿2016/1/7


江戸時代に熊沢蕃山という人がいました。ご存じの方も多いでしょうが、おさらいすると、備前(岡山県)や京都で活躍した思想家で、晩年は幕府を批判したとして罪に問われ、古河藩主・松平忠之に預けられました。古河城内に禁固の身となり、元禄4年(1691)に死去、墓は古河・大堤の鮭延寺にあります。


 熊沢蕃山は陽明学者でしたが、治山治水にも活躍し、古河とその周辺にも遺構がいくつも存在します。禁固されていたとは思えない活躍ぶりです。よく知られているのは関戸にある「蕃山溜」。稲作のために用いられた貯水池です。


 そして、北川辺・柏戸の出流(いずる)神社も、「蕃山堤」とよばれる盛土の上に建てられています。こちらはあまり知らなかったので、よく晴れた日に、ふと思い立って見に行ってきました。

 実は明治時代の地図をみても、堤防の痕跡が分からず、現地現物主義で見に行きましたが、結局この土盛りが堤防であることを確信できないままでした。次回は、もう少し情報を集めてから再調査ですね。


参考文献

 『北川辺の民俗(一)』北川辺町(1984年)、「四 北川辺史談、十五 出流神社」